2016年 2月21日 小倉大賞典(G3)
はじめに
ようこそ。
小倉競馬場のレースで馬券を買ったことはないけれど、小倉はよく荒れるそうな。
ほんらい穴派ではないわたくしは「少頭数」「4歳上」「重賞」を好むけれども、
競馬ファンの友人が現地まで観戦しにゆくとのことで、ざっと出走表を見てみた。
傾向
知らん。なにせ一度も買ったことがないのだ。
展開
殴るぞ。一度も買ったことがないのにわかるか。
予想
お前ちょっと表に出ろ(リンク先からレース表と馬)。
調教
レッドアリオン ◎
ハピネスダンサー ◯
コスモソーンパーク ◯
マイネルフロスト ▲
レッドアリオンは脚をためてきたか。馬齢的にもこの辺りが最後の勝負だ。
ハピネスダンサーは素軽い。過度な期待は禁物だが雪崩れ込む展開も。
コスモソーンパークも実力通りに調整、大番狂わせを狙えるポジションに。
マイネルフロストは実力最上位、ふつうに考えれば強いのだが…やや心配。
余談ながら、わたくしうえだはドSなので「調教」という響きが好きです。
続きを読む
競馬入門 第02回 競馬で負けないための基本的な考えかた
はじめに
およそ勝負事とは、じぶんと相手があって、初めて成立する相対的なものである。
それゆえ、自分勝手な都合で「絶対に勝つ!」と意気込んでもあまり意味はない。
「こいつなに興奮してんの、興奮ゴリラじゃねえの」と思われるのがオチである。
ゆえに、ぼくは競馬では長期的に見て負け越さないことを目標に据え置いている。
ルール1. 絶対に、いちかばちかの大勝負には出ないこと
ルール2. 一週間に1レース、3000円しか遊ばないこと
ルール3. 迷ったときは買わずに撤退する勇気を持つこと
競馬はしょせんギャンブルと言ってしまえばその通りなんだけど、ほんとうは、
競馬という文化をたしなむ大人であってほしい。競馬はあまりにも幽かなご縁で
現代へと受け継がれた繊細な文化なのだ。それについては別の機会でも触れたい。
とにかく、熱くならないことである。楽しく遊ぶことが目標であって、競馬とは
ノルマや成果を求められるお仕事=労働ではない。週末限定のお遊びなのだ。
続きは「続きを読む」をクリック
競馬入門 第01回 競馬をはじめるまえに
競馬とはなんぞや
そもそも野生の動物を捕まえて、木枠で囲んだ狭苦しい草っ原に放牧したあげく、
背中に乗っかってタクシー代わりにしたり、牛と一緒に農耕具を引かせてみたり、
腹が減ったら食っちまおうZE!と考えていた古代人により牧畜がはじまった。
そんなある日、暇でモテない古代人の誰かがこう思った。
「お馬さんに乗って、速さを競ったら面白いんじゃね?」
我々には面白くもなんともないのだが、大昔には娯楽がアレくらいしかなかった。
古代人は暇さえあればアレしていたので、貧乏人の子だくさんとばかりに繁殖して、
腹が減ってどうしようもないので農耕をはじめて、畑が足りないと隣国へ侵略する。
そんあある日、暇をモテ余した王様か誰かがこう言った。
「わが騎兵たちよ、腕くらべにお馬さんに乗って速さを競うがよい!」
本当かどうかは知らない。いま適当に思いついたので、大体そんなところだろう。
とにかく競馬のはじまりはペルシアかどこか、遊牧民経由だったんじゃねえの。
以降、競馬入門のつづきは「続きを読む」をクリック
続きを読む